潤一郎訳源氏物語 巻四

Fiction & Literature
Cover of the book 潤一郎訳源氏物語 巻四 by 紫式部, 谷崎潤一郎, 古典教養文庫
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Author: 紫式部, 谷崎潤一郎 ISBN: 1230001663822
Publisher: 古典教養文庫 Publication: May 2, 2017
Imprint: Language: Japanese
Author: 紫式部, 谷崎潤一郎
ISBN: 1230001663822
Publisher: 古典教養文庫
Publication: May 2, 2017
Imprint:
Language: Japanese

(第二版について)
読者の方のご指摘により、幾つかの誤植を訂正させていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。2017/05/26

(この本について)
この古典教養文庫版の新々訳「潤一郎訳源氏物語」は以下のような構成になっています。

第一巻 桐壺・帚木・空蟬・夕顔・若紫
第二巻 末摘花・紅葉賀・花宴・葵・賢木・花散里
第三巻 須磨・明石・澪標・蓬生・関屋・絵合・松風
第四巻 薄雲・槿・乙女・玉鬘・初音・胡蝶
第五巻 螢・常夏・篝火・野分・行幸・藤袴・真木柱・梅枝・藤裏葉
第六巻 若菜上・若菜下
第七巻 柏木・横笛・鈴虫・夕霧・御法・幻・雲隠
第八巻 匂宮・紅梅・竹河・橋姫・椎本・総角
第九巻 早蕨・宿生・東屋
第十巻 浮舟・蜻蛉・手習・夢の浮橋

この本は、その第四巻に当たります。薄雲・槿・乙女・玉鬘・初音・胡蝶の六巻を収録しました。

底本は中央公論社の中公文庫版(一九七三年七月十日初版、一九九八年九月二〇日改版再版)の「潤一郎訳源氏物語 巻二」です。

注は原書に頭注としてついているもの(谷崎自身による)を割り注の形でいれました。
また、各巻の冒頭に、編集者によるその巻の梗概と主な登場人物一覧を掲載して、この長大な物語理解の一助としました。
巻末に、関連の系図を独自に作成し掲載しましたので、参考にしてください。

(「源氏物語」について)
「源氏物語」は、平安時代中期に成立した日本の長編物語、小説です。
「桐壺」から「夢浮橋」までの全五十四帖で構成されています。
現在では、大きく分けて次のように三部構成と見る見方が一般的です。

第一部 桐壺——藤裏葉
第二部 若菜上——幻
第三部 匂宮以下三巻と宇治十帖

作者は藤原為時の娘である紫式部と言われています。その娘に大弐三位がいます(与謝野晶子は、彼女が「若菜」以降の作者ではないかという説を述べています)。
四百字詰め原稿用紙にすると約二千四百枚に及ぶ長さが有り、およそ五百名近くの人物が登場します。時代も七十年余りにわたっています。また八百首弱の和歌を含んだ歌物語としてみることもできます。
物語としての筋立てが何よりおもしろいこと、心理描写が巧みであること、またその文章が流麗で美意識が鋭いことなどから、しばしば「古典の中の古典」、日本文学史上最高の傑作とされ、その後の日本人の美意識を決定づけたと言う人もいます。

(古典教養文庫について)
古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。
1、古典として価値あるものだけを
これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。
2、読みやすいレイアウト
文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、電子書籍デバイスはもちろん、スマートフォンやタブレットなどでの読書に最適化しました。またMacやパソコンでも読むことができます。
3、すばやい操作性
索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。
4、美しい表紙
プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。
5、スピーディーな改版
紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。古典教養文庫のブログに書き込むことで迅速なレスポンスが得られます。

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(第二版について)
読者の方のご指摘により、幾つかの誤植を訂正させていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。2017/05/26

(この本について)
この古典教養文庫版の新々訳「潤一郎訳源氏物語」は以下のような構成になっています。

第一巻 桐壺・帚木・空蟬・夕顔・若紫
第二巻 末摘花・紅葉賀・花宴・葵・賢木・花散里
第三巻 須磨・明石・澪標・蓬生・関屋・絵合・松風
第四巻 薄雲・槿・乙女・玉鬘・初音・胡蝶
第五巻 螢・常夏・篝火・野分・行幸・藤袴・真木柱・梅枝・藤裏葉
第六巻 若菜上・若菜下
第七巻 柏木・横笛・鈴虫・夕霧・御法・幻・雲隠
第八巻 匂宮・紅梅・竹河・橋姫・椎本・総角
第九巻 早蕨・宿生・東屋
第十巻 浮舟・蜻蛉・手習・夢の浮橋

この本は、その第四巻に当たります。薄雲・槿・乙女・玉鬘・初音・胡蝶の六巻を収録しました。

底本は中央公論社の中公文庫版(一九七三年七月十日初版、一九九八年九月二〇日改版再版)の「潤一郎訳源氏物語 巻二」です。

注は原書に頭注としてついているもの(谷崎自身による)を割り注の形でいれました。
また、各巻の冒頭に、編集者によるその巻の梗概と主な登場人物一覧を掲載して、この長大な物語理解の一助としました。
巻末に、関連の系図を独自に作成し掲載しましたので、参考にしてください。

(「源氏物語」について)
「源氏物語」は、平安時代中期に成立した日本の長編物語、小説です。
「桐壺」から「夢浮橋」までの全五十四帖で構成されています。
現在では、大きく分けて次のように三部構成と見る見方が一般的です。

第一部 桐壺——藤裏葉
第二部 若菜上——幻
第三部 匂宮以下三巻と宇治十帖

作者は藤原為時の娘である紫式部と言われています。その娘に大弐三位がいます(与謝野晶子は、彼女が「若菜」以降の作者ではないかという説を述べています)。
四百字詰め原稿用紙にすると約二千四百枚に及ぶ長さが有り、およそ五百名近くの人物が登場します。時代も七十年余りにわたっています。また八百首弱の和歌を含んだ歌物語としてみることもできます。
物語としての筋立てが何よりおもしろいこと、心理描写が巧みであること、またその文章が流麗で美意識が鋭いことなどから、しばしば「古典の中の古典」、日本文学史上最高の傑作とされ、その後の日本人の美意識を決定づけたと言う人もいます。

(古典教養文庫について)
古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。
1、古典として価値あるものだけを
これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。
2、読みやすいレイアウト
文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、電子書籍デバイスはもちろん、スマートフォンやタブレットなどでの読書に最適化しました。またMacやパソコンでも読むことができます。
3、すばやい操作性
索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。
4、美しい表紙
プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。
5、スピーディーな改版
紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。古典教養文庫のブログに書き込むことで迅速なレスポンスが得られます。

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